トラート(Trat)



基本情報

トラートの地図

位置・地形
バンコクから東へ315キロ、タイ-カンボジア国境のトラン県は、ムアン(Muang)、カオサミン(Khao Saming)、レムンゴブ(Laem Ngob)、クロンヤイ(Klong Yai)、ボレイ(Bo Rai)の5自治区とクッド島(Ko Kud)、チャン島(Ko Chang)の副自治区からなります。北はチャンタブリ県とカンボジア、南はタイ湾と接しています。東側はトラン県の中央からのびるバンタット山脈がトランとカンボジアの、西側はウェル川(Weru River)がトランとチャンタブリの境界となっています。
タイ最東端の小さなトラート県は、バンタット山脈が自然の境界となり、カンボジアと国を隔てています。大小異なる50以上の島々は、白い砂浜と周囲の澄んだ海に広がる珊瑚礁が特徴的です。近年、旅行者の間で徐々に注目を集めているチャン島は、自然の美が凝縮された、タイ国内でも貴重なリゾートです。トラートの名産は、海の地方ならではのシーフードがまず挙げられます。また年中温暖な気候から、ランブータンやドリアン、クラトン、パイナップルなどの熱帯果実が豊富に収穫されます。今では年間を通じてさまざまな果物が手に入りますが、最も美味しいとされる時期は4月~7月です。この他、ンゴプという竹とヤシの葉で作られた帽子もまたこの地域の特産品です。ンゴプは主にナムチェオというレムンゴプの村で作られています。

気候・ベストシーズン
トラートやチャン島は年間の大半が暖かく、天候は北東と南西の風の影響を受ける時期に変化します。5月~10月は、南西のモンスーンの影響により、西海岸は湿気が多く、天気は荒れがちになります。このため、フェリーや小さめのボートは危険を伴う場合があります。この時期、ほとんどの船会社は、より安全な北東ルートを航路に選びます。チャン島以南のいくつかの島々には、上陸できない期間があります。一方、11月~5月上旬は雨が少なく、強い風もないので、とても安全です。この時期は、トラート県全域、晴れ間が続くので、観光のベストシーズンといえます。トラートの乾季(11月中旬~2月)は涼しく、平均気温は21度です。3月~5月は暑く、湿気も多くなります。中でも4月は最も暑く、気温は33度近くまで達することがあります。過去に最高気温38度を記録しています。

交通
バス
バンコクの東(エカマイ)バスターミナルからエアコンバス、ノンエアコンバスが毎日出発しています。所要時間は約5時間です。
(バンコク~トラート間の便利な公共交通機関はバスのみ)
チャンタブリからトラートへ
チャンタブリ~トラート:バスでおよそ1時間。(30分おきに出発)
チャンタブリ~ボレイ:バスでおよそ1時間半。(30分おきに出発)

観光ポイント



主な見所   ビーチ  チャン島周辺の島々 トラート 他地域の観光ポイント

ホテル チャン島のホテルリスト

ターンマヨン滝(Namtok Tharn Mayom)---滝は3段階に分かれています。ここはかつて、ラマ5世・ラマ6世が訪れ、その際、分れ滝の最も高い崖にそれぞれ皇名を刻まれたとして有名です。

クロンプルー滝(Namtok Klong Plu)---こちらも3段階に分かれている滝です。クロンプラオビーチから約3キロのところに入り口があります。入り口から滝のビューポイントまでは歩いて約20分です。

ホワイトサンドビーチ(Hat Sai Khao)---チャン島の中でも長いビーチの一つ。船着場からのアクセスはとても簡単で、手ごろなバンガローやリゾートもこの一体に並んでいます。ビーチの後方には、ココナッツの果樹園が広がっています。

クロンプラオビーチ(Hat Klong Phrao)---透明度の高い美しいビーチですが、岩がちで水が深いので、遊泳には向いていません。ビーチの北側にあるチャイヤチェット岬(Laem Chaiyachet)はサンライズやサンセットのベストポイントに挙げられます。またこの岬の付近には漁船が停泊しており、それらを借りることもできます。

カイベービーチ(Hat Kai Bae)---クロンプラオビーチの隣がこのカイベービーチです。海は急勾配になていますが、遊泳は可能です。沖合いにはいくつかの島がそれぞれ接近しているので、カヌーなども楽しめます。(カヌーセットはダイビングショップで借りられます) 他の西海岸のビーチに比べ、ここは宿泊施設が充実していません。
カイベービーチ以南について
車が通行可能な道路はこの当たりで切断され、この先から南に向かってバイラン(Bai Lan)ビーチ、クラート(Kruat)ビーチ、湿地帯の先にあるバンバオ漁村の付近までは、自然の道(トレイル)のみとなります。

バンバオ漁村(Bang Bao Fishery Village)---この村の民家は、海に杭を打って建てられており、隣の家はそれぞれ橋で渡されています。バンバオは珊瑚が豊富です。特にカイベービーチの反対側にあるムンノーク(Mun-nork)/ムンナイ(Mun-nai)という小島の周囲は潮が浅いので、たくさんの金色に光る珊瑚を見ることができます。

海軍戦闘エリア(Naval Battle Area)---チャン島の南、サラークペッチ湾付近は、1941年1月17日のタイ-フランス間領土紛争が起きた場所です。

チャン島周辺の島々


主な見所クッド島 マーク島 クラダッド島  ルン島  ンガム島

ホテル チャン島のホテルリスト チャン島の地図

クッド島(Koh Kood) ---チャン島国立海洋公園の中で2番目に大きなこの島は、チャン島の南東、トラートの海域最南端に位置しています。面積129k㎡の大きな島には、パイナップルやココナッツ、さらにはマングローブの木々が溢れ、その生態系と資力に富む 自然は、完璧といえます。それを象徴するビーチや湾は西海岸に集中しています。中でも美しいとされるのは、タパオ(Taphao)ビーチ、クロンラハン(Khlong Lahan)ビーチ、クロンヤイケー(Khlong Yaikee)ビーチ、プラオ(Phrao)ビーチ、ポール(Paol)湾、タダン(Tadean)湾などです。この島のすばらしい景観は、チャン島のそれときわめて似ています。しかしながら南の外れに位置するために、チャン島のような発展はしませんでした。近年、パッケージツアーなどで訪れる観光客が増え、特にタイ人の間で注目を集めています。見所の一つに、クロンチャオ滝(Namtok Klong Chao)があります。ここは、1911年にラマ6世がここを訪れ、Ong Chang Sou氏(ラマ1世時代、一時的な逃げ場としてこの島を発見した避難民)を記念して'アーヌムコック'と命名され、タイ国民にも広く知られています。1年中しぶきをあげるこの分かれ滝は、下段が池になっているので、遊泳を楽しむことができます。ベストシーズンは11月~5月、本土のンゴブ岬~クッド島間はフェリーでおよそ4時間半です。

マーク島(Koh Maak)---チャン島とクッド島の間に位置するこの島は、面積16k㎡ながら、これらの群島の中で3番目に大きいとされます。島ではプランテーションが行われており、3分の1はココナッツやゴムの木々で覆われています。美しいビーチ、透明度の高い海、島内の森林など、溢れる自然の中で、魚釣りやダイビング、サイクリングボート、ツーリングなどのアクティビティーが楽しめます。宿泊施設は比較的多く、数日間の滞在に向いています。ベストシーズンは11月~4月下旬です。本土(ンゴプ岬)~マーク島間の船は1日1往復、所要時間は約3時間半です。

クラダッド島(Koh Kradad)---マーク島の北東に位置しているこの島は、かつてクラダッドという木々に覆われていたため、それに因んで名づけられました。ここは土地名を持った最初の島として歴史的な重要性を持っています。インドシナがフランスの植民地であった頃、クラダッド島はフランス領拡大のターゲットにされていました。そこでラマ5世は、クラダッド島がタイの領土であり、主権を他に譲らない姿勢をとる策として、クラダッド島の名前に関する証書を発行しました。歴史あるこの島は、長い白砂のビーチと広がる珊瑚が魅力ですが、宿泊施設が少ないので、滞在には向きません。クラダッド島へは、ンゴプ岬から約2~3時間です。・ ワイ島(Koh Wai)---本土からはるか南の海上に位置するワイ島は、景観の素晴らしい数々の湾と豊富な珊瑚の領域を持っています。また、この島はよい漁場でもあるので、釣り人にとっては最適です。観光客用の宿泊施設もわずかながら用意されています。

ルン島(Koh Rung)---マーク島の西にある小さな島です。この小島は宿泊施設を構築するに十分な平地を持っていません。その一方で、さまざまな鳥がここを棲家として、島内にあふれる自然の中で生きています。この島周辺の深い海に広がる珊瑚もやはり、魅力的なものとされています。

ンガム島(Koh Ngam)---チャン島の南に位置するこの島は、実際には巨大な砂塚で二分されています。この島は、山の裾野が海へつながるところに作り出された湾が美しいと賞賛されています。ンガム島はンゴプ岬から約2時間です。

トラート、他地域の観光ポイント


主な見所 記念碑  国境      島  市場

ホテル チャン島のホテルリスト 

記念碑
チャン島海軍戦闘記念碑(Annusorn Sathan Yuttanawi Koh Chang)Amphoe Laem Ngob ---レムンゴブビーチにあるこの記念塔は、チャン島へ顔を向けるクロムルアンチュンポーンケッウドムサック(皇室海軍の父)の姿を成しています。そこには、軍艦の形をした博物館もあり、チャン島が舞台となった歴史的な海の戦闘を伝えるための展示品が納められています。この記念塔は、現地の人々にはもちろん、観光客によっても尊ばれています。

国境
ハトレック村(Baan Hat Lek) Amphoe Khlong Yai ---ハトレックはカンボジアとの国境の村です。ここはタイ-カンボジア間の貿易に重要な場所であると同時に、外国製品を比較的低価格で買い求められることから、旅行者の間で人気となっています。ハトレックからカンボジア側の国境の町コーコンまでは約1~2時間です。


ンゴプ岬(Laem Ngob) Amphoe Laem Ngob ---トラート中心部から約17キロのところに位置しています。チャン島、クラダット島、ワイ島、クッド島などの島々へ渡る船はここから毎日出航しており、年中多くの観光客が訪れます。加えてシーフードやえびペースト、魚醤、ンゴブ(竹ややしの葉で作られた帽子の一種)などの特産品のお店が建ち並んでいるので、お土産探しにも最適です。

ソック岬(Laem Sok) Amphoe Muang ---ここはかつて皇室海軍の父クロムルアンチュンポーンケッウドムサックの居住地として使われました。その歴史を紐解くのがこの付近で見つけられた赤土でした。ここにはヒン岬(Laem Hin)やチョー(Ao Cho)という漁村がありました。象を使って柱を引き抜こうとしたにもかかわらず決して倒れなかったという神社は、後に修復され、今では地域の人々の信仰を集めています。


ヨタニミット寺(Wat Yothanimit) Amphoe Muang ---またの名を"Wat Bot"(ボット寺)といいます。ここはかつて、アユタヤがビルマの軍隊に敗北した際、タクシン王が皇室の軍隊を召集し、忠誠を誓う儀式(Tue Nam Pra Pipat sattaya Ceremony)の場所として使われていました。また、フランス軍がここを支配していた時、政府の建物としての役割もありました。3階建ての建物はコロニアル様式です。

ムアンカオセンチュム寺(Wat Muang Kao Saen Tum) Amphoe Khao Sa Ming ---中心部から約38キロのところに位置するこのお寺の南側は、Khao To Mo Ancient Siteと呼ばれ、そこには黒茶色のさまざまな形をした石が積み上げられた遺跡があります。それぞれの石は30~150cmの長さで、重さは10~100キロです。これらの石が運ばれ、山積みになったその姿は、ここがかつて軍艦の基地であったことを想像させます。発見された陶器や装飾品やビーズなどから、ここは紀元前の時代に作られたと推測されています。歴史を知る上で大変興味深い場所です。


プイ島(Koh Pui)Amphoe Leam Ngob ---この小島は、ラマ5世が皇室の旅行で訪れた場所の一つです。本土ウン岬村(Baan Laem Aun)にとても近いので、島までの交通は大変便利で、かつ季節に関わらず安全に渡れます。ここは、かつて粘土質の土を利用して白亜(お風呂の後に顔や体にはたく白粉)を作っていましたが、現在はココナッツの木々とハーブの産地となっています。プイ島のビーチは砂とぬかるみが混ざっているので、遊泳には向きません。島へは、ンゴプ岬やウン岬からのボートを利用できます。

市場
宝石市場(Talat Gems) Amphoe Borai ---ここはかつて主要な鉱業の地として発展しました。現在も尚、ジェム(宝石)マーケットとして、世界的に有名なタプティムサヤーム(Thapthim Siam)やキングルビーが売られています。フアトゥン(Hua Thung)、クロンヨー(Khlong Yo)、バンサヤイ(Ban Sa Yai)、ノンボン(Nong Bon)など、いくつか市場がありますが、営業は午前中が中心となります。


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